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    発動機            09.01.25
                         05203
農工用石油発動機、ダッダッ・・・バンッバンッ・・・とマフラーからは説明のつけられん音と振動が、それが地べたに響くこれにカシャカシャ・シャーシャーと各部の動作音が加わる。大正時代に1号機が製造販売され大正 昭和の工業、農業の動力源の礎となる。
発動機愛好会なるクラブもあり発動機運転会もあるようです。
戦後、耕うん機の動力としても使われ農作業の効率アップに君臨した、小生の界隈では今尚生産農家が多い、耕うん機に替わりトラクターが発動機に替わり効率のいい軽量のエンジンへと
いかにも重そうなはずみ車、プーリーにベルトで各種機械とつなぎ動かす。中央ガラス容器は回転部分の給油具、指差す所はさしずめラジエター、右側丸く陰になっているものはマフラー。
    はずみ車の陰に発電機がそっから赤いケーブルで点火プラグに、クランクケース内よりシャフトが延び
    給排気弁をシュッパッ・・・と動かす、その下はキャブレター 始動はガソリンで回転が落ち着いたら
    石油(灯油)に切り替える


              本機の製造年月日は確認できなかったが3馬力と言っておった
              小生には想像つかんようなトルクがあるようだ。