即席燻製        back

燻製作りの諸先輩方に邪道とお叱りを受けるかもしれないが小生、皆様の話を聞き又技術盗み、同行者と共に釣りたての魚をその場で出来ないものか、その日の夕食に間に合わせる事は出来ないか試行錯誤を重ねた結果今日の生産手順と相成った。




以下はその手順です  ならば拙者もと野心が騒ぎましたらマウスを下に引きずって見てください。

虹鱒の管理釣り場です左の様な魚もヒットしました。
渓流釣りの度に好きな流動食を断ちひたすら安全運転に勤めてくれる、ワンボックスのオーナーSさんがゲットしました。
想像以上に冷たい水だが、いつも率先してたくみな包丁さばきを見せてくれるNさん、時にはSさんも。
腹を開き小さじ一杯の塩をエラから下へスースーーとナビルというかとツケルいうか、外側は手に付いた塩をナビルだけ。
手創りの金串を口から尻あたりに挿し、燻煙が行き渡るように小枝を内側に挟む。
時同じくして囲炉裏端ではWさんが火起こし。
下ごしらえ完了。
もち網につるす、隣同士くっつかない様につるすのがポイント 24匹が限度だ。
クンセイ器にセット、トロ火で15分ほど強制乾燥。




燻製器といっても20L缶の上下をくり貫き内側上部にもち網が掛かるよう留め金をつけ、
五徳の上にフライパンを置きその上に20L缶をのせ蓋をするだけ
Wさん直伝の串さし法で塩焼きも炉端にいよいよ燻し開始、さくらのチップをおもいっきり一掴みをフライパンへ。





この頃より強火の遠火に徹する。
燻煙も上々頃合をみはらかってチップを一握り追加。




中央手前の丸く見えるのは現地調達の山栗。
串焼きも油がたらりたらーり焦ない程度で返す 軍手をしてても熱が手に伝わる、とにかく熱い作業だWさんが何時も引き受けてくれる。
燻し始めてから1時間40分
上蓋を開ければ    
 うーーん 上出来。
完成したにじますの燻製
串焼きも最高
そんな小生達の行動を傍らで一部始終をギボウシ
(ユリ科)が見つめ、語っている。
 
又こいよな しかし ここは公の場整理整頓は惜しみなく我家同様に使用すべし、簡単な事をちょこっとするだ
けで気分もすっきり更なるリフレッシュができよう。

ギボウシ殿 
   そのとうりでござりまする。



昼過ぎ彼らに別れを告げ露天風呂に浸かり田んぼの中のそば処で上州そばを食べ夕刻東京着、今回も
明日につながるいいリフレッシュが出来ました。