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  数々の挫折を乗り越え開村にこぎつけました。
スクロールしていくに従い??何かちょっと変と想われる事も多々、何じゃいなこれはとお思いの旅のお方様は素通りされても一向に構わぬ、うっむっ これはと方々様のCPUをくすぐり興味を抱きましたらお立寄り頂ければ幸い候。何でもすぐ賄う昨今とは違い自然相手の生活、そんな一時そんな日々をこの村で体験されてはいかがかと想い候、薄学者素浪人は早期開村にむけ昨年来より小生が描いた良くわからん図面と慣れぬ手作業での日々を過ごし候。
     よしんば素浪人流に村を画像入りで説明させて頂きます。


    

 徒歩で5分の所にコンビニが2ヶ所、その先にホームセンターが さらにスーパー等々が町医者も公共施設も居酒 屋も、普段の生活には何ら困りはしないそんな地にやばた池があり隣接する小高い地に建設しました。

    

   
表通りより階段を登り玉石を踏みしめヒノキ造りの門に、大声で 開門! と予約時に取り決めた暗証番号を告げる 音もなく重い門は開くそっから芝生と石造りの庭の間の苔生える通路を抜け母屋正面に。
やばた村には夜露をしのぐ場所 調理場はあるが寝具食料等備えなし、近隣で生活必需品は手に入るが入村時にそれらは持参せし、ヒノキ造りの門をくぐったならば予定離村日までは外出は何人も厳禁ゆえ、食料等綿密なる備えが必要。



右画像中央左の階段を上がると40人が寝られるスペースがある、因みに夏場は多少の蒸し暑さはあるが我慢出来ぬものではない、藪っ蚊多し故巨大な蚊帳が張られている、冬は0度以下もしばし 小振りながら薪ストーブがここかしこに。


ここには公共機関を利用し来村するよう指導しているが予約時素浪人任命の管理人の許可得ればこの限りではなく車利用可、但し30度の坂を登れる車でなくてはならない。(やばた村周辺は駐停車禁止)
一階部分は駐車場と薪置き場それに手荷物置き場になっている、しかーし自然の村故 携帯電話の持ち込みは自由やが電気はない灯は備え付けのローソク煮炊きは薪のみ、今で言う文明の利器は使えん 火打石とは言わんがマッチ等で正しく火起こしが出来る方でなければ使用不可。



 





  つるべ井戸はやばた池とつながっている、清水湧き出る池には山女岩魚が泳ぐ、飲むに問題ないが念の為湯沸かしを推奨す、画像中奥に洗い場あり。
 無論夜間は今で言う外灯なしあるのはここかしこに設置してあるかがり火のみ(左に確認出来る)。
      入村し1段落したならばまずは水の確保。
   

 つるべ井戸より右の貯水地に各パーテーが交代で作業にあたらなければならない、夜間はかがり火も絶やす事は出来ない村での生活には協調性が重んじられる。
  
貯水地より竹パイプで洗い場、調理場に清水が導かれる、調理屑はすべて各自持ち帰り。






右画像は村を左上方から手前の建屋はかけ流し露天風呂、塀際の石の間から42℃の湯が湧き出している1度に15人は入れる、因みに 混浴です。


余分の湯は調整つつ母屋内の手水場に導かれている、 排水は地下に巨大タンクがあり洗い場を含め全ての水はここに貯まり必要に応じて関係機関によって清掃。 



 
                        脱衣所の屋根は取り外し可能
                  
囲炉裏脇より手摺なしの急階段をのぼり2階へ、やばた池を眺めながらチョイト一服、しかーし階段事故多し事故責任は当人にあり当村にはその責はなし。
 
ここは離れ 
  1階には囲炉裏完備。
 ここは屋外の厨房兼食事処
 各種竈(
ヘッツイ)が用意してある。


全容







挫折と言う文字と争いつつあばら家にある自然素材を主に使用し総工費2000円以下、岩魚、山女が泳ぐやばた池の改修工事から実に11ヵ月を要した、敷地面積11919平方センチメートルの全天候型とは言い難いが 日が落ちたなら寝る日が出たら起きる、そんな やばた自然の村は完成。
 若葉が出揃いアヤメが咲き辺りではスズメがシジュウカラがメジロがムクドリさん等が囀るそんな良き日に開村はした。   しかーし今だ入村者なし。