寒緋桜を吸蜜中のヒヨドリ 小生が常日頃料理の友としているユズ、香りよし薬味として重宝している。今だ
   木には生っているそれが一つ二つあられもない姿で地べたに、日を追う毎に増えるなんでやろー、とある日
   お屋敷勤めからあばら家に戻った ユズの木にヒヨドリが群がっている追い払うがすでに遅し、食いつかさ
   れた後だった。お主は甘党か辛党かどっちやねん 両刀遣いとは知らなかった。

                          10.03.14 東京都府中市
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