空港ターミナルを出た ハイビスカスが咲きこの日差しの強さ、東京を発つ時とはえらい違いだ。既にTさんが迎えに来て いた、ッナァナント品川ナンバーだ。 亜熱帯地方であることには違いはないんだが ここは何処・・・ 八丈島です。 |
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大賀郷の宿舎で小休止、公務とは言え単身赴任しかも流人同然やないか彼にお尋ね申した。すかさず否定、都内生活 とは違い不便さを感ずるが辞令を受けた時、ヤッターと腹の中で叫んでしまったよ、俺の好きなSダイビング、Wサーフィ ン、フィシング等々マリンスポーツには事欠かない。八丈富士、三原山も控えている心地良い汗をかくには最高だ、地場 産の焼酎の数々堪らんよ、そんなこんなで3年の任期を願ってもないチャンスと想い5年に延ばして頂いたと彼は笑う。 |
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もうお昼だ昼食と行こう 宿舎より八丈環状線(都道215) に出、樫立地区へ大坂隋道の手前ビューポイント、 大賀郷方面から富士山が見渡せる。 ※当地では八丈富士を富士山と呼ぶ。 環状線を離れると途端に細く、曲がりくねったアップダ ウンの激しい道路となった。 |
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郷土料理専門店、130年前流木で建てたのが始まりとか。 |
ご赦免料理 祝言には欠かせない島の料理、流人が赦されて島を離れるとき島民がお祝いに作ったとされる。 島内産の魚介類をはじめ、アシタバのコンニャク、麦雑炊、野菜の数々、ヘルシー感が漂う 中央は細竹を皮ごと焼き アッチーうちに皮を剥き、ミソダレをつけ食する。正に八丈の旬の一品、 (たこーな)と称していた。 |
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そんな郷土料理店の脇になにやらいわくつきの巨木が 何々・・・っん うっうっーそうか。 今回の取材隊編成は古希はとうに過ぎたWさん、50を チョイ過ぎたNさんと現地で合流したTさんそれに年齢 不明の某の4人。 取材地は島に赴任して1年3ヶ月、知識者のTさんに お任せした。 Wさんの旧友、Kさんを尋ねた。数十年ぶり、お 二方とも話題は尽きん。 |
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ガレージにはハイブリット車が、ちなみに島にはメーカー 直営販売店はない。修理工場が販売を兼ねている。 |
キューイ棚ではアカコッコの親子が小生等の到着を 待っておったが、自然と言うべきか待ちくたび れたと言うべきか、数日前巣立っていってしまった。 |
野菜作りを楽しむ傍ら、花も多く栽培している。ここにグロリアローサが一輪咲いている 真赤な炎のようだ。 |
つづら折れの坂道を下り 乙千代ヶ浜に ゴツゴツした岩場だ。 |
干満を利用しプールが出来ていた。 |
八丈島は八丈富士(西山)と三原山(東山)の二つあり、麓に 三根、大賀郷、樫立、中之郷、末吉の5地区から成る。マリ ンスポーツのメッカ 釣人、Sダイバーは四季を通じて途切 れる事はない。 八丈富士854mは1万年前噴火し、円錐を形成する。水は け良くこの山には川はないが麓では良質の水が得られる。 一方西山と称する三原山700mは10万年以上前に誕生し 複雑なカルデラを持ち雨水を蓄える地質を持つ。 池、滝もあり湧水にも恵まれ登山には喉を潤すには事欠く 事はない。ふたつの山は海も然るもの其々趣向を凝らした ルートもあり、ハイカーには堪らんと想う。 山と山の間、麓に八丈島空港及び官庁街、その右手に 連絡線の波止場、神湊底土港。 乙千代ヶ浜は スノーケルをはじめナイスダイビングスポットのひとつ。 |
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彼方には八丈小島、土曜日なれどダイバーは見当らん。 | |
後、Tさんはブロック作りの建物に小生等を案内す、児童の減少には勝てず、平成19年3月でその役目を終えた。 樫立小学校。 |
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亜熱帯の木々が生い茂る道路を行くと車窓越しに裏見ヶ滝温泉(右に屋根確認)が、水着着用の混浴。 | |||||
こちらは足湯 きらめき、ナトリュウム.塩化物温泉、神経痛や 関節痛、冷え性等に良いとされ、かけ流しである。 |
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大海原が一望に又、眼下には藍ヶ江漁港が静寂を保っ ていた。 |
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藍ヶ江漁港より環状線に戻る途中 ブルーポート・スパ ザ・BOON。 ざぶーんと入りゆっくりと温泉を・・・。 ジャグジー、打たせ湯、サウナ、水風呂完備 入浴料700円、アロハ、ムームーの貸し出し有とあった。 |
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建物の周りには燃えるマッカッカな ハイビスカスが咲き、照りつける太陽 も加わり、超アッチーだ。 |