学友でもあり永ーい付き合いのSちゃん、一代で財を築いた事でも名高いそんなSちゃんが言いよった こう曝暑つづきじゃー体がまいっちまう、閑を見つけて涼しい所にで行かんとなー セカンドハウスが富士の裾野にある、皆で行かんか。てな訳で年齢不明な旧友男女8人で避暑ちーむ3.1を結成。
          
    夜は網戸では肌寒く感ずるこの地での1泊2日、小生流に作ってみました。              スタジオ1043

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2台の車に分乗し一路富士に 土曜日そして一部無料化のせいなのか渋滞気味、到着は予定よりやや遅れはしたが体制に影響なし。スジグロシロチョウさんがヒメヤブランさんが出迎えてくれた。野鳥さんの囀りは絶えない、早々Cがそば打ちを始める手際良い作業だ。
    
Cはセミプロの腕前、否プロだ一連のリズムにのった作業をまじかで見入る小生にはそう見える、手を出す余地なし食べるに徹した方がよさそう。
そば打ちが終ったところで食糧買出しと晩さん会に備えての会場作りとふた手に分かれる。
 
組立て式のテーブルと椅子をセットし簡易テントを張る、後はコンロ2つの位置を決めれば完成。 冷酒の差し入れはokuma 誰だー乾杯せんうちに飲んだのは斜め上方で飲んだのは誰だか知っていると カワラヒワさん。
カワラヒワさんはなお言いはる、未成年者は飲酒禁止何人も飲酒運転禁止。
              

 そうこうしている内に食料調達組が戻った台所はギャル達(注 アラ・・・)に占領される、ザルソバ作りとテンプラ 晩さん会用の下ごしらえが始まる。
程なくして出来上がる、早々流動食付きの天ザルがテーブルに流動食はSちゃんが調達、中央ペットボトルの中身はC直伝のドンコと花ガツオをふんだんに使ったそばツユ。
こうして昼の部 天ザルパーテーは始まった、流動食
が足んなきゃーク―ラーに入っている ごずいにとSちゃん。






食べ方は様々なれどワサビは、そばツユに溶かさず適量づつそばにのせツユに付けるとか。




そばパーテー後 しばらく自由行動,、皆想い想いに高原を涼を満喫していた。

       
帳が迫る頃大橋を渡り日帰り温泉に、カラスの行水で知れわたる小生 もー出んのかと皆に言われながらもタイムアップ、だけんど今日はいつもの倍程度の入浴時間。





温泉を出て左手に温泉の自販機がありました、100円を入れると10Lのお湯が出てきます、道路に接しているので車を横付けし直接大型容器に入れられます。
   

         入浴後に皆 晩さん会の為にドレスアップ。
         っうんたって皆はどなんしたかは知れんが小生、内側を着替えただけ そしてその時を待った。
         
その時は来た 灯と共に今宵の主役の方々様のお出まし。
                      シェフCの持つ菜箸は軽やかな動きを始めた。
心地よい風が涼を誘い鉄板の上では次々と焼き上がる、それに適度の流動食が加わり話は尽きないが小生のタイムリミットは過ぎた、明日は日の出と共に野鳥さんと戯れてきます、方々より早めに床に就いた。 この時大失態をしでかしてしまう。
夜は明けた セカンドハウスより数分の所に富士山のビューポイントがある、辺りでは野鳥さんの囀りが絶えないが平地仕様では肌寒く感ずる。

         
遠くでカッコウさんの鳴き声、約300m四方を鳥撮りポイントと決め撮影開始。ホオジロさんカワラヒワさん等々朝のご挨拶よろしくお出まし下さった。
フェンスにモズさんが2羽、しかしよく見るとどこか・・・ 一瞬他種かがだが嘴の曲がり具合はモズに相違なし。確かな判別は判り兼ねるが幼子のようだ。
      
   その後カッコウさんがお出まし下さった、両羽を下げ尾をピーン上げる鳴く時の独特のスタイル。

時計も見た午前7時チョイ前、昨夜の大失態が 携帯電話は持っているがOFFだ すかさずONに、コールとE便が入っている腹減ったー朝飯だ早く戻れ、戻るなりいきなりCが1043の電話一体どないなってんや、昨夜はよー鳴っておったぞ おまけに必要に時に電源が入っておりませんだ。
寝る前にアラームをセットし音がよく聞こえるようにアルミ製の踏み台の上へ置いた、この時にOFFにしなかった。日々の情報が昼夜を問わず送られてくるようセットしてある、それが踏み台の上で振動と共に鳴ってしまった、さらに続く 寝ぼけ眼で薄明かりの中アラームを止めた、なお且つOFFにしてしまう。
   と小生の説明、素浪人しか出来ん事で幕。



朝飯は牛丼とミニうどん、身支度をし早駕籠リムジンに乗り込む、国道から別荘地に入った とある区画でリムジンは止まる、Sちゃん曰く 当初セカンドハウスに予定していたんだが利便性等々を考慮し現在の所にしてしまった。車は入っては来ない静けさは保障付き自然もたっぷり方々様なら格安でお譲りしても いかがかな。


国道と平行した樹海道を進むこの辺は夜ともなればまっ暗闇、場所が場所だけにヘッドライトにフワーッと動くものが、出てくるようだ、屈強なSちゃんながら出て来ようもんなら冷や汗もんだと笑いを誘う。
樹海帯を抜け両側に牧場が程なくして土産物店がここで小休止、場所柄乳製品多し、ソフトクリームを頬張る、樹海での冷汗は完全に引っ込んだ。






国道との交差点を右折し白糸の滝へ、車止めより僅かな所に水量たっぷりな豪快な滝が眼をひく、落差25mの音止めの滝






そっから白糸の滝に通ずる道の両側は食事処兼土産店が並ぶ、そんな中の一点に眼が止まってしまった。

    
オジンにしてはリズム感ある動きをしますよとお嬢さん、ここを押すとホレこの通りお嬢さんも一緒にリズムをとり始めた。

                                 
急こう配な石段を下り中ほどにある滝見橋より上流の川から流れる落ちる滝と溶岩断層から湧き出る細い滝、白糸のようだ。
            
静岡県白糸の滝HPによると水量は毎秒1.5トン幅200メートル、高さ20メートルの崖から絹糸を垂らしたように流れる様子からこの名があります。
          

滝壺への階段脇の水槽に沢ガニが。



滝見橋下にクロアゲハのぺアがいるよと同行者が、先程は向き合い仲睦ましかったよ。

      

マイナスイオンをたっぷり浴び帰路に、土産物店のはずれに展示してありました。カマドです ヘッツイと言った方がいいかなこれを知っているのは小生だけではない筈、そんなに昔でない昔の煮炊きの主流。
カマドとの間に鉄輪を咬ませ鍋釜の大きさに合わせて煮炊きが出来る。

中央やや上に火之要慎(火の用心)のお札がありました。
                      

パラグライダー練習場を横目に道の駅へ 皆はトウモロコシやら地場産を購入小生はと言うとノコギリクワガタだ、誰の為 小生の為です。



サロンカーは更に進む、昨日来Eが桃を土産にと言っていた Cが俺も買うかなメールを送ったすぐさまありがとうの返信、てな訳で見かけたらそこで止まろう 行く手にのぼり旗発見、2人のお嬢さんが店番をしていたやおら一つをとり試食作り、うおーーっいける箱買いが始まる そこのテーブルではひら豆といんげんの100円詰め放題です どうぞ。
お土産も手は入った・・・腹減ったー それもその筈モー少しでお昼だ、誰とわなしに ほうとうだろう、でもアッチッチ―だなでも暑いときにアッチーのいいジャン。

     

左は畳とイス席、右は白壁の蔵席 何百人入れるであろうかデッカイほうとう店だ、畳席に陣取った 大障子を開ければエアコンは要らない待つ事20分オマチ―の声、7寸ほどの鍋に具沢山でアッチッチ―の ほうとうが、しかも世間で言うおおもりだ。
こーして ちーむ3.1 富士の裾野を行くはアッチッチ―そして腹いっぱいで幕と相成った。