津軽から庄内へ そのⅠ 2011.08.14~17 |
西洋言葉で言ゃービックホリデーやー、ここん所 愚図つき模様のお天気さんやがデジカメ殿と散策をそして宿泊を密かに・・・、キーボードを叩いた小生の壊れかけたCPUをくすぐるページがヒット。 |
アカショウビンに会いたくて昨年は松之山へ一昨年は戸隠に、しかーしいずれも会う事は出来なかった今年こそはと津軽は十二湖に早駕籠を走らせた。 |
|
秋田道に入りSAで一服しているとどこからか囀りが、ツバメの幼鳥さんだコンデジで引っ張った。 | |
っとまー天気も上々と言いツバメさんも・・・能代南ICで降り日本海へ出たシナリオどうり、とっだがー行く手にいやーな雲が。ポイントでねばったー雨こそ落ちてこんが暗雲はとれる気配なし日本海に豪快に沈む夕陽は断念、八景の池の畔の旅籠を目指した。 | |
|
|
スイレン咲く湖畔の宿に陽のあるうちに到着、こっから日本キャニオンのビューポイントまでは片道15分行ってみっか、即座にご主人言い寄った 素浪人殿ご無理なされるな今から行ったとて暗いしましてや臨む写真など撮れるわけがござらん、お連れ様も長旅でお疲れのご様子 湯も貸切状態ですゆっくり浸かり旅のお疲れを癒してください、その間に当地ならではの夕食を用意しておきます。 | |
何人も飲酒運転禁止 |
|
あばら家のちゃぶ台とは大違い、座卓に並ぶ料理の数々地場産の流動食も加わった、窓越しに聞こえてくるキョキョ・・・ボァとか小生が表現出来んような鳴き声が、旅籠のご主人曰くヨタカです真っ暗闇です確認は不可能。 天然クーラーが小生にゃー程良いいつしか深い眠りについてしまった。 |
|
程良い流動食も手伝い翌朝快適な目覚め、薄っすらと陽の光を感づる窓越しからカイツブリの幼鳥さんがブレークファスト中なのか永い潜りを繰り返している、明るくなったとは言え小生の撮影技術ではせーいっぱいこんな暗い中でご馳走は見つかるんだろうか。 ご心配にやーおよびませぬ。 | |
スイレンが開いた頃クロアゲハ殿がお出まし、素浪人殿 時は金なりもあるや朝飯めーに散策もいーじゃん。 | |
てな訳でズームレンズ殿と散策開始湖畔脇をブラ―リブラーリ、この先5分ほど行くと散策路が大きく左に曲がりますそこでこないだアカショウビンを見たお方様が居られと話かけてくれたご婦人に出合いました。 尚、ご婦人はつけ加えました ヘビ多しご注意を、っあー小生苦手の・・・。 |
|
言われたポイントで待ったー ・・・朝飯の時も迫った雨がポツリ陣払い、数歩先で落ち葉と枯れ枝が不自然な動きをしているもしやヘビ、小生立ち尽くすが通らん事にゃー旅籠には戻れん、恐るおそる近づいた沢ガニ殿でしたその後雨脚は強まるもずぶぬれは免れた、旅籠のご主人お帰りなさい 朝飯が整っております。 |
湖にせり出た広間で朝食 これに飯と汁が加わる、連れ合いにお代りをを頼んだ頃[大雨警報発令]村の拡声器が叫び始めた、アカショウビンさんに会いたい一心・・・と想いつつアッチーお茶を、山間の事 何が起きても不自然ではない身の安全もある公のおふれに従わなければなかろう。 てな訳で今日は山を降り麓の探索と相成った。 |
101号線を南下五能線が並行している、五能線と言えば水森かおりさんの唄にもある。いつ落ちてきてもおかしくない空模様だが変化に富んだ海岸線は続く、奇岩が連なり場所からしてウミウと想われるがとーくの岩で羽を休めている。 | |
そして岩館海岸に はたはた館の看板が寄ってみっか、2年前にリニューアルオープンしたと言う。豪快に沈む夕陽スポットとして名高い八森いさりび温泉があった、日帰り入浴400円。隣接する食事処もいーメニューにゃー海山の幸多し宿泊棟も整っていた。 | 露天風呂のモチーフはハタハタ漁の舟となっている、残念ながらそれを撮影には至らなかった。 | |
101号線を挟んで五能線あきた白神駅があります、慌てる旅ではない時刻表を確認する待ったー・・・列車は来たー、ジーゼルカ―は独特の響きと共に走り去る。 等々あったがフラフラーっと敷地内の物産展を覗いた 衝動買い H23.10.05現在その容姿は保ったまんま。 |
||
そっから更に南に早駕籠を向けた、ガスチャージだとあるGSに立ち寄った立ち話ついでに昼には早いが食事処を訪ねた、101号線沿いにちらほらだが30分も行くと能代市に入る街には結構あるよ、能代大橋を渡ると前方左に大型ショッピングセンターが見えてくるウインドショッピングがてら行ってみたら如何ですか。 礼をそこそこに走らせたすぐに見つかったでっかい建物だ、市内にはやたらと目に付いた右のポスターが。 |
|
SC内をぶーらぶら ・・・ 食堂階へウィンド―に燻し卵入りラーメンが即座に注文、なかなかいける。 | |
その後十二湖方面へ、途中残暑お見舞いハガキを投函せし十二湖駅に寄った、偶然と言うべきかボンネットバスとばったり。 どんよりとはしているが雨の気配なし、車止めから徒歩15分と記されている陽はある日本キャニオンへ行ってみっか、ここではアカショウビン殿との遭遇は期待薄重い機材を早駕籠に置きコンデジと共に展望所を目指した、。 |
|
整備の行き届いた登り坂を進むと時間通りに展望所に到着。 お嬢さんが高級一眼レフで時にはアングルを変え撮影している、二言三言話しかけてみた、コンデジを持った小生に専門用語しきり 小生 さすがですねー はぁー そうですか なーるほど等々想わず相槌をうってしまった。 |
|
上を叩いてみて下さい |
そ―こーし車止めへ下りた、年齢不明な紳士淑女ご一行がYY アラフォーと思しきガイドさんにお尋ねいたした、足元に咲いている花はゲンノショウコではござらんか、よーお聞きかだされたそのとおりでございます忘れボタルよろしく今なおその容姿を保っております、春にはここいら一帯山野草が咲き誇ります その時期に又お越し下さいませぬかとつけ加えた。 と言いつつボンネットバスに乗り込み小生の視界から消えた。 |
|
・・・宿屋に戻った 等々あれどご主人曰く、アカショウビンに会いたい一心で大丈夫と言いつつ無理に日程をこなすのは禁物、ましてや北国の山のこと夏とは言えあまく見てはならん 素浪人殿の今日とった行動が正解、白神山地へ向かうパーテーも入山を断念したとか言い始めた。素浪人様 お湯も夕食も整っております。 | |
今宵も微かに聞こえるヨタカの鳴き声を聞きつつ床に就いた。 |