八丈島
                              07.06.30〜07.01

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環状線を 中之郷で左折、三原山中腹へ。平成11年3月に3.300KWの地熱発電運転は開始された。
     地熱館でその仕組みを知る事が出来る。

ロベ1
ロベ2
左はロベ原種
フェニックスロベレニー(通称ロベ)和名 しんのうやし、花束
等に使用、国内の90%以上を八丈産が占めている。

アガバンサスの咲く海岸通り
 を進むと、八丈島灯台への遊歩道が。
島の東端に位置し海抜95.59Mの高台に昭和26年
開設、10秒一閃光の白色120万カンデラ。




          灯台から程なくの所にみはらしの湯。



     ここの露天風呂は薄学な小生には説明つかん、
     紺碧な海と青い空が先で交わるのが見えるだけ。



絶景露天風呂の興奮冷めやらずうち、Tさんは今度は
地層が露出した場所に案内してくれる。
この木の両側の伸びている層が桜島(鹿児島県)が
噴火した時の火山灰です。
 とある地質学者さんが時化で連絡船が波止場につけ
 ず、島に留まる事を余儀なくされた、学者さん島内を
 ブラーリブラリそんな時貴重なこの地層を発見。


 

解説
       

ロベが植えられた林いや畑が数多く見かけた、ロベ生産者
の畑だ、八丈島ではロベ、ストレチア、フリージア等の
花木の生産が産業のトップを占めている。

ノボリョウと読んでください、しかしここはどこの県が所有して
るんだ、静岡県、いや神奈川県かな、東京都だ。

   解説1 

峠を下から見ると龍が昇天するように見えると言う。
到着した時、陽は富士山に隠れつつ、おまけに雲が被い
始めた撮影にゃー最悪。

影の声 腕だよ、技術を駆使すりゃーもっと・・・
小生   ッムウッウー・・・無言 そんな想いで下の二枚を
     見てやって下さい

  上  富士山右側、三根地区 底土接岸港、神湊漁港方面
上左  富士山の左側、大賀郷地区方面 遠方は八丈小島、
飛行場を含め官庁街も霞んでいる。

  
解説2
アカメガシワが満開でした。             
峠を下り三根地区へ、島の中心街の入口に着く、底土港に
向かう、八丈島の玄関だビロウヤシが植わりソテツが花を咲
かせ道路脇を彩る。人も自転車も今までとは違い多い、
自動車も桁違いだ。しかし島には渋滞はないと言う、有ると
すれば花火の日、特定の交差点で3回待ち位かなー。
さらに整備の整った道路を行く、高床式の穀物貯蔵庫が保存
されていた、いかにも亜熱帯だ。

底土接岸港、桟橋の先は防波堤はない
有るのは果てしなくつづく 外海だけ。





        ソテツの花がここかしこに咲き、連絡船を降りた人々を亜熱帯へ ようこそ 歓迎しているようだ。
        テトラ等で区切った隣接する海水浴場、誰ーれも泳いでいないなー、そんな想いをしている小生等の
        前を泳ぎを堪能したんだろう児童が笑顔をしつつ前を横切った。ちなみに4月から遊泳可能

        八丈島 Tでも触れましたがSダイビングのナイススポット、ダイバーを数多く見うけた。


くさや 臭さで敬遠する人も多い、これは
焼いて真空パックしてある。これなら奥方にも怒られまい、
   スーパーで手に入る。



とばりが迫る頃釣具店を兼ねる料理屋に 舟盛りが出てきた、ドッヒャー 食いきれるかな。
    

女将いわく、山葵醤油が一般的だが、ここでは八丈産の唐辛子で食べる。
小皿に2片とり、醤油をそそぎかき混ぜる
後は一般的な食べ方と同じ。

ピリッとした食感が刺身にあうでしょう・・・。
 辛いのが苦手な小生なれど、刺身、冷奴
 等にいける。


それをベースにしたのが(島とう醤油) 台所に立つ機会が多い小生、サシスセソ等々にこれを加えた。
       


 島雑学
一周58.1km人口9.000人弱、その8割が三根、大賀郷両地区で占めている。官庁をはじめ公機関もここにある、旅疲れ癒しの場として地元の方の癒しの場として、居酒屋、スナック等も数多く見かけた。又、地場産の野菜もあるが大方連絡船により運ばれる、嵐が来そうだとマスコミが言い出せば店という店から、生鮮食料品がきれーに無くなってしまうと言う。ちなみに平成19年6月30日現在、レギュラーガソリン 1L 173円。
八丈島と南大東島は深い関係がある、大賀郷生れの実業家が開拓団を率いて明治33年、無人島であった南大東島に入り試行錯誤の末、サトウキビ栽培に着手し主産業の礎となる、いまでも開拓団の末裔が居り両島の交流会も毎年行なわれている。
食事の後はホタルと光るキノコ観賞と相成った、島の略中心鴨川にホタル水路が併設されていた が何故かホタル水路にはいない深い本流にいるのみだ。本流の反対側はロベ畑、その根本に説明されようやくホワーッと青白い光がこれが光るキノコ、残念ながらキノコ殿にもご都合がおありのようだ、目を離してしまえば探すのが大変、今夜は超微光おまけに足元は悪く近づけない 撮影には至らなかった。
いつしか時は午後9時 ふれあいの湯へ、
程よく色がつくなめてみたショッペー
それもその筈、ナトリウム-塩化物強塩温泉。
今まで入ったお温泉全部しょっぱかった。 足湯以外入浴者あり撮影断念。
Tさんの宿舎に戻った、迎えてくれたのは焼酎の数々左より青酎(青ヶ島産)、磯娘、庄右ェ門。
八丈島は伊豆諸島の焼酎発祥の地でもある、二つの山から湧き出る良質の水にも恵まれ芋焼酎創りが盛んに行われたが、時代の流れには勝てない、芋畑が経済効果の大きい観葉植物畑と成ってしまう、芋の減少により今日では芋焼酎に変わり麦焼酎が多くなる。
その昔、薩摩の漁師が操業中、時化に遭い舟は難破し流れ着いた地が八丈島であった。漁師はここを永住の地と決め故郷を想い、いも焼酎創りに着手 と言った説もあるが、江戸末期、薩摩の商人が罪をかぶり流刑となり八丈島に流された、彼は薩摩より芋を取寄せ いも焼酎創りを始めたのがルーツのようだ。